» 内職作業者様のブログ記事

 仕事を出してくれる業者さんがみつかって、問い合わせも済み、仕事を始めるわけですが、お互いに条件の確認はすべきです。
 ほとんどの業者さんが全体的な説明書をご準備されているとおもいます。

業者によってはまちまちでしようが。

◎書類の取り交わし。
 まず、履歴書・確認書・全般的な作業の覚書・請負契約書・個人情報の取り扱いにおける契約書などの書面の取り交わしをするとは思います。
責任範囲の確認等ですね。

○不良品を出した場合。
 管理者の説明不足の場合は明らかでしょうが、作業者が出した場合、工賃はもらえないことが多いでしょうけど。
 不良にしたその商品・副資材の弁済は、誰がもつものなのか誰が検品・検査をするものなのか、またその費用はとかですね。この境目の判断は、とても難しいです。
軽度の過失の場合
 作業上、起こりうる可能性があるミスならば、それほど大量に出すこともなく、お小言程度で済むでしょう。
重大な過失の場合
 違う作業方法・手順等で作業したときならどうでしょうか。検品・検査をし、手直しをすれば直る物ならまだいいのですが、手直しの効かない場合、『予備があるでしょう』と平然と言われる方がいますが、『たくさんの人でしているので、みなさんが少しづつ出されても良い程度は有ったとしても、あなたがいくら不良をだしても良いように予備は有りませんよ。』「私は不良を出すけど他の人は出さないでしょう。」と私どもには聞えます。
 良く皆さんが内職の仕事で、シールを貼りの仕事を思い浮かべられるとおもいますが、真逆や違う場所に貼ることもあります。常に見本(または、コピー)を横に置き確認しながらしていれば、まだたすかるのですが。剥がして貼り直しができないものもあります。たかがシールを貼る簡単な仕事でしょうかね。

◎道具・治具・副資材について
 どちらが準備するかですね。慣れてられる方は自分の好みものものを準備されることもありますね。

道具は、一般家庭に有るような物は、ご自身で準備するか買いそろえてもらうこともあります。
 piikariの場合、ハサミ・カッターナイフ・テープカッター・ホッチキス・ボールペン・マジック等ですかね。もちろん、持っておられない方用にとか、たまにしか使わないものは、貸し付けできるようにしています。
 クラフトテープカッター・PPテープカッター・帽子・手袋・指サック(紙用)・指サック(粘着物用/静電気防止用)等は供給してます。
 まだできていないのが、コロコロですかね。

冶具に関してはほとんどが特殊なので貸し付けるでしょうね。
 piikariの場合、オートテープカッター・長さを決めれるテープカッター・紙折り用の冶具・紙のそろえ器(自作冶具)・計量機・吊り下げ治具(自作冶具)・両面テープ用カッター(自作冶具)・訂正貼り用のフィルム(自作冶具)・トムソン物等のカストリ(自作冶具)・その時々の制作冶具等。台車はその業者によるでしょう。

副資材は、ほとんどの業者さんが供給されるかと思います。
 クラフトテープ・PPテープ・セロテープ・両面テープ・輪ゴム・袋・紐・糊・付箋・電池等です。サイズ・素材等がままちまちになったり、個別で買うよりは大量に買うほうが安いですからね。まあ、急遽、持って行けなかったり、忘れた時、間に合うものならば近くで立て替えて買ってもらう時もあります。
 と私は思っていたのですが、業者によっては、どれを個人負担しているのかわかりませんが、個人負担の業者さんもあるようです。

◎単価について
 ずーっと同じ仕事をする場合は特に良いのですが、同じようで種類があったりサイズ違い等とか、根本的に内容の違う場合、単価はその都度変わると思います。
 『これは一ついくらになりますか?』と良く聞かれます。過去の経歴で確定してる場合はその単価ですが、新しいテスト的な場合やお客様から単価の提示が遅れているか・急ぎの場合作業を優先して単価決定があとになったり、即答しかねることもあります。
 ここは法的(家内労働法)に問題なのですね。私の知ってる業者さんのほとんどが仮単価として、お伝えしているようです。まあ損のない範囲で伝えてるということでしようね。
 piikariは、『出せますけど、請求書を締めるまで待ってください。今思う工賃より高くだせるかもしれないので』とお伝えし待っていただいてることが多いです。
 家内労働法を守ろうとすれば、絶対に損のない例え利益幅がいくらあろうともその損のない範囲で伝えなさいというのであれば、作業者の工賃は圧縮される恐れもありますね。

◎納期遅れ。
 言葉のままです。その時におけるペナルティーの対処と費用。時間的に間に有ってもトラックや配送をそのためにずらすとか、別にそのためにチャーターするとか。
 そのものが、例え1個でも自動車などの高価な製造ラインでつかわれるものならば、予定時刻以外で1台製造するために、ラインを組み直しをするか、製造数の予定を変更することになります。『1台つくれなくなったから、1台分うりそこねた。』といわれたら、ぞーっとしますね。
 このことについては、例外的なことはありえます。天災・不慮の事故・病気・冠婚葬祭など、業者・お客様はこういったときは何らかの対処をいただけるときもあります。

良く、葬式です。病気です。子供が病気です。等かえってきます。本当にまれにですが、1か月に5-10回納期に遅れられて、このようなお返事をされる方がいましたが、結局続きません。

 得か損か、また良心的かそうでないかはわかりませんが、
条件の確認はしっかりとしましょう

 


 家内労働の最低工賃は、職種・地域によって決められてるものがあります。
『家内労働 最低工賃 (都道府県名等)』などのキーワードで探せばいろいろ出てきます。
労働政策審議会雇用均等分科会家内労働部会 と長い名前のところで何らかの意見交換会は行われてるのでしょうが、piikariにとっては疑問が残ります。
 最低工賃の諸条件がもっと詳しく補足されていれば、気にもならないのですが単にサイズ程度といくらいくらという最低工賃しか掲載されていないからです。
 最低工賃を決定したときの経過、テスト的な計測の内容などの補足なども掲載していただければ、ありがたいのですけど。

私は、紙加工関連に携わっていますので、それを踏まえて考えますと。

○諸条件によって
 たとえば、同じような作業内容でも諸条件によって作業効率が変わる場合があり、それらの内容によってはかなりの実働時間のばらつきが出るはずなので、
・環境面で、温度・湿度などの環境など。
・素材面で、紙の目・紙の厚さ・紙の種類・表面加工・トムソンやスジの入り具合など。
・効率面で、作業手順・冶具の有無・知識・知恵など。
・人的な面で、作業者の年齢・経験・知識・知恵など。
・委託者の指導面で、委託者の指導力・経験・知識・知恵など。

最低工賃の目安にされた仕事は30秒でできたとしても、
最低工賃に該当するもので、
Aという仕事は、15秒ででき、Bという仕事は45秒かかるかもしれないのです。
 このことは、率のいい場合と悪い場合が出る可能性があると思もわれます、
わかりやすくいえば、薄い紙と厚い紙を2つに折るだけでも違いがあるので。

 実際に、1つのものを作るのに同様な条件下で実働の時間を計測されたのか疑問が残ります。加えて、もし行われていれば、作業者の選択条件(意欲・年齢・経験・知識・知恵・人数など)とここが一番気になるのですが、1時間あたりの平均値等はでてるはずなのですよね。それならば、その作業種類単位で基準となる作業者(選択はむずかしいでしょうけど)で1時間当たり○○○円○○銭と決め、単価○円○○銭と決めたほうが問題ないように思うんですけどね。

○地域によって
 最低工賃の決められてる地域と決められていない地域があるのもどうかと思います。たとえば、Aという県で、最低工賃がきめられていて、隣接するBという県できめられていなければ、A県の委託業者が所在地を変えるか、B県の委託業者で内職業務をし、B県で内職さんを集めて内職の業務をすれば、最低工賃に触れないので、A県より低い単価で仕事ができることになりますよね。家内労働の最低工賃を決めている目的が意味を成さないのではないかと。

○特に指導する人によって
 これは、皆さんもよく知っててもらいたいのですが、客観的に作業を観て、作業者の盲点や欠点を見出し、よりよき方法を見つけることによって、作業効率が変わることが多々あります。
 わかりやすい内容だと、机の高さ・机と作業者の距離・座られてされていれば椅子の高さなどでも作業の効率・疲れやすさなどの違いがでてきます。物品の置き方等、私の言葉で言えば、ポジショニング(作業時の作業者と物品の位置)でもありえます。物品の扱い方を習ったものと習わないものでもかなり違いがでます。
紙を捌くことができる方とできない方など。

○業者としては
 定期物の仕事であれば良いのですが、不定期な仕事ならば、ご指導する委託者はその都度指導し、作業方法をお教えして手間隙をかけて、最低工賃を守ろうとするとその費用は、委託元に負担してもらえればよいのですが、ありえません。
委託業者は困窮しますよね。(強調しときます。ハハハ)

 また、不良・不具合があった場合はどうしたらいいのでしょうかね、単に数を引けばいいと思われますが、検査・検品は誰がするのでしょうか、また、その費用は誰が持つものなのか。

大変努力いただいていると思います、
業種・職種・取り扱う種類・素材・人敵的要素を考えるとかなり細分化されるはずです。
ただ、現状、単発的に家内労働の最低工賃を公表されている以上、
仕方ないかもしれません。最低工賃をなくせということではなく、より具体的に全国的に、
加えて委託業者も踏まえて取り組んでもらいたいからです。

『piikariさんも何か協力しなさいよ。』といわれれば、
ご丁重に『これ以上、髪の毛が抜けるのは困りますので…』と
お断りするかもです…..

 


 何をいまさらと思われる方もおられると思いますが、チームプレーなのです。
不良・不具合が発生したら信用が作業者・管理者・検査者・お客様も含めて、無くなります。
 『じゃ、管理者・検査者の問題でしょ』といわれることがたたありますが、逆に、不良・不具合を作っても良いということにはなりません。
 たしかに、人はミスをしますが、検査員もミスをします、作業された方が見直していただき、かつ検査員が検査をすることによってよりよきものができると思います。

上記ぐらいまでは理解されてる方が、ほとんどでしょうけど、もうひとつチームプレーであると言えることがあります。
 『不良・不具合・手直しが発生したら、誰がその事に対処し費用をはらうのでしょうか』と質問をさせていただいたら、ほとんどの方が『会社・社長?』と応えられますが、間違いです。その業者に所属する皆さんです。
 対処するにはトラブルが発生した仕事だけではなく、前後に受注している仕事の割り振りの変更、人員の再配分がまず発生します。全体的な予定が変わることも起こります。加えて、対処したことや商品の弁済は、むろん業者としてするでしようが、賠償保険ということもありますが、すべて含めてムダに使うことになります。これは業者内部のことですが、仮に、そういうことがなければ、その費用は、みなさんに還元できる可能性もあるということです。
 内職だから安いだけではなく、所属する企業・団体等の全員が品質はどうでも良いと思う
『安い心がけの仕事』をするか、
 誰一人かけることなく品質は大事だと努力する
『高い心がけの仕事』をするのでは、おのずと単価は変わるかと思います。
 ですが、工賃決定権者の欲の突っ張り具合もあるでしょうけど….

piikariはそんなにおなかは出てませんけど!


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